心の居場所に、なる。〜不登校・学校の悩み相談サイト「みんなの談話室」〜
「みんなの心の居場所になりたい。」
ぼんやりそんなことを考えたのは、大学1年の時、児童文学作家になりたいと思って入った大学の過程を、1ヶ月で教職課程に変えたあたりだった。
「高校生中退してても先生になれますか?」
当時の大学の恩師が「熱意があれば、なれる」
と言ってくださったあたり。
そして、それは、教員1年目で、周りの同期がエリートすぎて、自分が1番落ちこぼれで、毎日自分にしか出来ないことはなんだろう、と考えるなかで、また、明らかになった「思い」だった。
生きていると、たくさんの他人の言葉や考えに翻弄される。
時には、自分の考えや気持ちをバッサリ否定されたり、多数派の強さに自分が間違ってるんじゃないかと思ったりもする。
みんながそう言ってるから。
正論を言う人にそう諭されたから。
自分の方がおかしいんじゃないかと思って、時にキャラクターや考えを変えようとしたことがある。
結果は、大失敗。
私には私にしか出来ないことがあるんだと思った。
人の真似をしても、私は、私にしかなれないのだ。
私は「子供と親御さんに徹底的に寄り添う」
をポリシーとしているんだけど、それは、ふと思い立って決めたことではなく、私が子供たちに関わって、その中で、これだけは譲れないと思ってきたことである。
これだけは譲れない、というのは、周りがどれだけ否定しようが、どれだけ違うよ、と言おうが、絶対に曲げない信念でもある。
だから、私はその信念をもって、子供たちと親御さん達の居場所を作りたい。
そんなことを呟きたくなった、土曜日の夜。
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